神明通りとは - 神明通り商店街

神明通りの魅力

神明通りは、昭和20年に会津若松市に誕生した、会津を代表する商店街の一つです。

中心市街地にあり、約６０の多彩なお店が軒を連ねています。

シンボルとも言えるアーケードで、日差しや雨を気にせずゆったりとお買い物を楽しめます！

神明神社祭礼、マルシェ、歳末セールなどイベントも盛りだくさん。

ぜひ一度、神明通りを歩いてみてください！

街なかイベントの中心地

神明神社祭礼

毎年8月4日に行われる神明神社のお祭りです。歩行者天国となる通りには露店が軒を連ね、賑わいは夜まで続きます。

十日市

400年を超えて続く会津最大の初市で、15万人以上が訪れます。神明通りはその中心地として知られています。

会津まつり

「会津最大のまつり」として毎年９月に行われます。神明通りは藩公行列や会津磐梯山踊りなどで賑わいます。

みんなが楽しい商店街

かたるべマルシェ

ハンドメイド作家による販売ブースやキッチンカー等の飲食ブースが並びます。ダンスステージもあり、多くの方で賑わいます。

歳末セール

お客様に感謝をこめて、各店が参加する年末の恒例イベント。期間中、抽選会場は毎日たくさんの笑顔であふれます。

各種催しいろいろ

会津若松市や様々な団体が主催する催しの場として、アーケード下や駐車場などが活用されています。

神明通りの理念

”みんなが笑顔になるために”

これが私たち神明通り商店街振興組合の基本理念です。

そのためにまず、商店街に訪れる人に「楽しい」「優しい」「新しい」=『3C』と感じてほしい。
上の画像は、それをイメージしたロゴデザインです。「３つの『C』を育てていく」を表しています。

ここで商いをする私たちが、ここを愛し、ここに誇りを持って育てていけば、訪れる人たちもみんな笑顔になる。

多くの人に愛される神明通りを創るべく、がんばっていきます！

神明通りの歩み

神明通りは昭和20年（1945）年生まれ。間もなく誕生して80年を迎える商店街です。

◇ 昭和17（1942）年
翌18年には第二次世界大戦中に突入するこの年、日本の戦況も激化するなか、市の都市計画が決まる。軍の命令で市民の避難所と交通混乱を防ぐため通りの完成が急がれた。19年には開通はしたもののそれが終戦と同時に中止になってしまった。大体が興徳寺の土地であって畑地も相当あったところである。

◇ 昭和20（1945）年
戦後間もなく軍需通りとして新たに開通する。

道路は、でこぼこ道で石があちこちにあり、雨が降れば長靴でなければ通行が出来ず、沼のように水が一杯たまる有様であった。お盆も近く地固めの意味もあって盆踊りを開催する話が進められ実行された。
その後、いろいろな人の努力で道路の中央には二寸角、長さ十尺の電柱が建てられた。これに裸電球が取り付け、さらに通りの北側の中央に四間位の高さに二間四方角の広告塔、時計を付けた。

さて神明通りと言う名前だが、戦争中から戦後にかけては、人家があまり無かったため正式の町名もまだ無く、通称で疎開道路と呼んでいた。それから間もなく人家も出来てきたので、市では正式な町名が必要となり、「新栄町」とつけた。
本建築が増えてくるに従って区長が必要となったとき町内相談の結果、町名を「中央大通り」と改め、その後さらに総会で相談の上、大多数の意見によって今の「神明通り」と改称された。これは神明神社から名前をとったものである。昭和20年のことである。

◇ 昭和21（1946）年
県の条例により道路上での商売が禁止になり、闇街は姿を消した。市は観光都市づくりに立ち上がり、徐々に新しい町が出来始まった。そして、神明通りはめまぐるしく発展を遂げる。

◇ 昭和28（1953）年
通りをこよなく愛する商店主らで、「商店の創設者としての意地と誇りの集団」として商店会が結成される。会津若松市最初の歩道ブロックを敷設。同じ年の暮れには神明通り南北入口に鉄骨ネオン、アーチ２基の取り付けが終わる。